2022.9.9

完全解説!部位別最強マシン!

benchpless 「効率よく筋肉を鍛えたい!」 「時間がないから効率よく筋トレをしたい!」

日々、筋肉を追い求めるトレーニーはすごく気になる話題だと思います。

今回は負荷のかかり方が最も効率よく、鍛えることができるトレーニングマシンを紹介していきます!

目次

  • ①大胸筋:ペクトラルマシン(ウエイトスタック式)
  • ②三角筋中部:ラットレイズ
  • ③上腕二頭筋:バイセップス・カール
  • ④大腿四頭筋:レッグエクステンション
  • ⑤ハムストリングス:レッグカール
  • ⑥内転筋群:ヒップアダクション
  • ⑦臀筋群:ヒップアブダクション
  • まとめ

### ①大胸筋:ペクトラルマシン(ウエイトスタック式)

(画像:TECHNOGYM社)

ウエイトスタック式のペクトラルマシンには大きく2種類に分類されます。上記画像のマシンは、肘関節を使わないペクトラルマシンになります。

肘関節を使わないメリットとして 「腕の力を使えない→肩関節の水平内転飲みに集中できる」 が挙げられます。

ウエイトスタック式のチェストプレスですと肩関節と肘関節に関係する多関節種目にあってしまいます。そのため大胸筋以外の筋(上腕三頭筋など)が導入されます。

よって大胸筋単体を効率よく鍛える面で考えると、単関節運動のペクトラルマシンが最も効率が良いことになります。

また、「ウエイトスタック式」というところもポイントになります。

ウエイトスタック式の特徴についてはこちらの記事で解説しています。(完全解説!トレーニングマシンの種類)

ウエイトスタック式であれば、負荷の方向が円軌道になります。

単関節種目のダンベルフライと比較しても、伸張時から収縮時まで終始均一の負荷が発生するため、ペクトラルマシンの方が効率が良いマシンになります。

ダンベルフライの詳しくは(モーメントアームから計算するダンベルフライ完全解説!)をご覧ください。


## ②三角筋中部:ラットレイズ

(画像:LIFEFitness社)

・肘で押し上げ、肩関節を外転するタイプ ・手で握り上げ、肩関節を外転するタイプ

このタイプのレイズ系にも2種類が存在します。

ペクトラルマシンの解説同様、効率の面で判断すると単関節運動になる上記画像のタイプが肘関節を用いることがないため、三角筋中部を集中して鍛えることができます。

ウエイトスタック式ですので、伸張時から収縮時まで均一に終始負荷がかかることも同じです。そのため、ダンベルサイドレイズよりも負荷の効率は良いです。


### ③上腕二頭筋:バイセップス・カール

(画像:LIFEFitness社)

上腕二頭筋を鍛えるマシンです。上記同様ウエイトスタック式のマシンです。

もうここまで読み進めた方なら解説は不要でしょう。

マシンの回転軸が関節の回転軸と同じであれば、終始均等に負荷がかかります。


### ④大腿四頭筋:レッグエクステンション

(画像:LIFEFitness社)


### ⑤ハムストリングス:レッグカール

(画像:LIFEFitness社)※ライイング

(画像:LIFEFitness社)※シーテッド


### ⑥内転筋群:ヒップアダクション

(画像:LIFEFitness社)


### ⑦臀筋群:ヒップアブダクション

(画像:LIFEFitness社)


### まとめ いかがでしたでしょうか。

もちろん、筋肥大などを目的に行うには多関節マシンや種目を用いて高重量を扱うことは必要不可欠です。

機能向上トレーニングであればウエイトスタックマシンよりもフリーウエイトトレーニングが適していることが多いです、

同じ筋力トレーニングでも目的や状況によって、様々な視点から行うことが重要です。 ぜひ参考にしてみてください!



船谷 健太(Funatani kenta) 1997年、岐阜県で生まれる。 4歳から22歳までサッカーを、15歳から現在に至るまで筋力トレーニングに励む。

パーソナルトレーナーの経験を積むうちに「もっと多くの方に健康の知識を普及させたい」と思い、誰もが身近な人の健康を支えられる社会をつくる会社、トレーナーシップを起業。 パーソナルジム経営やフリーランスのトレーナーとして大手ジムで活動。 正しい健康の知識をより多く伝えるため、パーソナルトレーナー育成の指導にも注力している。

トレーナーシップHPはこちら http://trainership.jp/improve